というわけで行ってまいりました、Michigan州。
ホント、ちょっと町から離れると、怖いくらい何もなかったよ、Michigan州(笑)。フリーウェイが何もない原野を突き抜けるように走っているよMichigan州。信号機が祭りの提灯のようにぶら下がってるよMichigan州。
しかし、FootballがあるよMichigan州。じゃ、それですべてOKだ!(食いものは・・・だがな)。
カーラジオから聞こえてくるDJがアオるかのように「Michigan-Michigan State」と連呼する。まさに、この日こそは対決の日。Michigan州のお祭りの日であるのです。Michigan-Ohio Stateも10年戦争といわれる好勝負で知られておりますが、地元の盛り上がり度は「Michigan-Michigan State」でした。なんか、隣町と大きな俵を引き合いして来年どっちが福が来るかを占う祭り、みたいな感じですな。
さて11月は3日。我々は宿にしたデトロイト空港近くのホテルを後にしてMichiga StateのあるEast Lansingに向かいます。この日の朝は日本からすればすっかり冬の寒さ。しかし、抜けるような青空であります。試合の始まる頃にはきっと暖かくなっているだろうと信じてさぁ出発であります。
とその前に、どうしても聖地「Big House」を見たいとの小生の懇願に負けて、ハァ坊さんのハンドルはAnn Arborに向かいました。ついたのはまだまだ朝9時。土曜日ということもありMichigan大学のキャンパスには学生の姿はまばらです。しかし、そこかしこに「Michigan-Ohio State戦迫る! 血で血を洗う戦い!」などあおりまくるポスターが(笑)。気分がいやがおうにも盛り上がろうというものです。
そしてそこでみつけたMichigan大学Wolverinesショップへ。目的はもちろん我が愛しのRB #20 Mike Hart君のジャージを買うことです!!!!
が、XLしかなかったよorz・・・・
代わりに今季絶好調のWR #86 "Super" Mario Manningham君のジャージを買いました(涙)。
そしてついにたどり着いたよ、Big House!!!!
試合がないからしまっているよBig House!!!!
ここにあるショップならきっと#20があると思ったのに!!!!
残念無念であります。しかし、巨大なスタジアムでした。ここに10万人が集まるというのですから。巨大な得点ボードの裏に青字に黄色の「M」を見た瞬間、Big Houseに轟くファンの歓声が幻聴として聞こえたかのようでありました。
さて、Big Houseで勝利を祈念したあと、我々を載せた車が徐々にMichiga StateのあるEast Lansingに近づきます。フリーウェイにはStateの旗、Michiganの旗を立てて疾駆する車たちが見られるようになります。そして渋滞(笑)。
よく見ると、多くの車のナンバープレートにSマーク(Spartansのマーク)が。これっておそらくSで始まる番号を取得して、そのSの字をSpartanロゴに書いてくれるサービスがあるんでしょうね、きっと。
ようやくフリーウェイの出口。ここまで来るとほとんどの車のナンバープレートがS文字だらけ(笑)。そして、超渋滞。もしカレッジの試合見にゆく予定がありましたら、なるべく早くのお出かけをお勧めしますよ。ホント、ここで駐車場探すときが一番苦労しました(というか苦労したのはハァ坊さんなんだが ^^;)
なんとか「イベント専用」の駐車場の文字を見つけて、スタジアムから遠く離れたものの無料の駐車場(この辺はさすがに田舎の大学のイベントっぽくていいですね)に止めることができました。
ここですかさずハァ坊さんは携帯式ナビに現在地をマーク。これが後から車を探すのに大いに威力を発揮しました。さすが!
この後は、スポーツ観戦の心得の記事で書きましたように、テールゲート鑑賞したり、スタジアムの入口で追い返されたりしたわけです(苦笑)。
で、残り時間少ないかなどうやって試合に間に合ったかというと、このイベント用駐車場とスタジアムとを往復するシャトルバスがあったからなんですな。いやー、これは便利でした。片道2-3$でしたが、この際しのご言ってられません。これに飛び乗り、スタジアムに駆け込むとキックオフ直前に滑り込みセーフでありました。
スパルタンスタジアムは緑と白(Spartansのチームカラー)で塗りつぶされておりました。いや、そんななか所どころ青(Wolverinsのチームカラー)が見られます。一群のMichiganファンが「GO BLUE」と絶叫しております。
何という熱気、なんという圧倒感。この日何と7万7千人がSpartan Stadiumに集まったそうであります。
というわけで、ここで試合の記憶を振り返りつつ、この劇的な試合の展開を追いかけてみましょう。
1Q
Michigan(MSU)のキックで試合開始。Michigan State(MSU)のOffenseからDriveがスタートです。
MSU:真ん中のrunは止めたものの、一発ミドルを通されてダウン更新。その後もミドルを通されレッドゾーンへ突入。おいおい、1Qから勘弁してよ~。真ん中のrunは止めているので、なんとかFGで食い止めますが、1st Driveで得点献上は困ったもの。最近のMichiganのスロースタートぶりとはこういうことか?と目の当たりにした次第。Michigan 0-3 MSU。
Michigan:気を取り直していってまいりましょう。QBにC.Henne、RBにM.Hartのスタータが復帰しております。先週Brandon Minor(#4)が活躍したとはいってもやはりMichiganは#20のチームです。と持ち上げましたが、この日全般的にC.Henne(とMSUのQB)は、レシーバー手前でショートしてしまうパスが多かったです。敵失で進むもののPassミスであっさりとBallをMSUに渡してしまいます。
MSU:この前半鉄壁だったMichigan Defenseの前にMSUは真ん中のrunがまったくですPunt。
Michigan:このチャンスを受けての3rd Play。M.Hartがいったんタックルを受けて止まりかかったところ、絶妙のボディーバランスで体勢を立て直してのビッグゲイン!!!! 37yds劇走してレッドゾーンへ突入です。ここでHenneからManninghamのホットラインが通じてTD!!!! Michigan 7-3 MSU。
これで調子を上げて行くかと思いきやそうならないのが今年のMichigan(泣)。レシーバーの手前でお辞儀してしまうPassをHenneが連発(怒)。MSUもこれにお付き合い(笑)。これで1Qは終了です。
2Q
MSUが蹴ったPuntが失敗で好ポジションを得たMichiga。ここでHartがoutseideをマクってlong gain。HenneにたよらずHartで行けばBallは進むのだよ(笑)。Henneは残り5ydsのパスを決めてMichigan 14-3 MSU。ようやくエンジンが掛って来たようです。
MSUのrunを確実に止めるMichigan。そしてここでSaaaaaaaaaaaaaaaack!!! Puntに追い込みイケイケのMichigan。しかしここでHenne君がfumble・・・・
このあとMichiga、MSUともにPuntのけりあい。MSUはMichigaのrun defenseを攻略できない。一方のMichiganは3rd&shortのpassをことごとくミスってpunt。いったい何やってるんだっていう2Qです。残り2分に入ってのMichiganの攻撃は4th&3でギャンブルとのGatsy Call。でもここでHenneがINTされてしまうのでは意味がありません(このショートをパスで取りに来るって見え見えだったんだろうなー)。
INTされて非常にイヤな雰囲気で迎えたMSUの攻撃ですが、得点するには結構深い位置。結局MSUはQBにパスを強いるしかなく、この日パスタッチがいま一つのMSUのQBはこの展開を好転させることができずにENDです。
INTされても得点されることがなくほっと胸をなでおろしましたが、後方座席のおじさんが「INTで前半を終了する。得点はできなかったがMomentumを考えると非常に大きい」
このあとは時間が消費されて前半終了です。
今期はJsportsでCollege footballが中継されないこともあり、実はこの試合がWolverinesの試合を見る初めてであります。これまでPlay-by-playやネットラジオばかり追いかけてきて何となく感じていた「モヤモヤと進まぬDrive」がどんなものであったのか、目の当たりにしました。つまり、
Mike Hartのビッグゲイン頼り
であるわけですな。もちろんエキサイティングでありますが、これで価値を得るのはむづかしい・・・
さてこの前半でいやな光景が。Mike Hart君が足を引きずってsidelineへと向かっております。えぇ~???? 彼がいるから得点できていたのに、これでHartがいなくなったらどうなるの???
3Q
MSUキックオフ、Michiganからの攻撃。予感的中。TailBackにはHartではなく#4Brandon Minorが入っております。Henneのパスミスで3&out。おいおい(怒)
ここからMSUの怒涛の攻撃が始まります。前半完全にMichiganに止められていたrunプレイが確実に決まりだします。アウトサイドに逃げるカウンタープレイではなく、真ん中のrunがドンドンときまるのであります。このDriveは14プレイで12回のrun。これがズルズルと進んで行くのです。見ているがわとして、これほどこたえるものはありません。エンドゾーンではバックを3枚つけてのパワーランプレイ。TD!!!! Michigan 14-10 MSU。ううーん、いやな展開だ。
返すMichiganのOffenseは3rd&longを作ってしまってここでHenneがSa--------------ck(この日、ここぞというろとこでのSack多かったなぁ・・・・>Michigan)
この後、両チーム合わせて3回Puntをけるのですが、ジリジリとMSUがFiled positonを良くして行っております。
さらにイヤなのは、前半まったくでいたいなかったMSUが確実にrunをだしていることです。Half Time adjustmentに関しては、完璧にMSUの勝ちでした。というか、どうやってこれだけrunを出せるようになったのか、映像で分析してみたいですねぇ(日本では放送がないので無理ですが・・・)
4Q
3Qからの続きのDrive。ここでMSUに驚異のビッグプレイがでます(これはESPNのSportsCenterでも紹介されましたのでCollegeファンならご覧になっているかも)。
MSU自陣深くからのランプレー。Michiga Defenseがコンテインしたかにみえたところ、このMSUのランナーが逆方向にカットをきるとそこには誰もDefenderがおらず、劇走。結局71ydsのビッグゲインでMichigan陣内に入り込まれてしまいました。なんてこったい!!!!!! そしてエンドゾーン間際で先ほどTDを取られた時と同じ3バック隊形。これはラインを増やして対抗するしかない!!! ここでMSUはエンドゾーン隅へのパス。そしてTD!!! うーん、このラン、ラン、ランできた流れで3バックの状況でこのパスがこられると、止められ・・・・ほぼ周り全員MSUファン(含むハァ坊さん)が絶叫するなか、ポツリと「ナイスプレイコール・・・」とつぶやくほかありませんでした。Michigan 14-17。とうとう逆転されてしまいました。
(ここで隣席のハァ坊さんが無邪気に喜んでいるのをみて、殺気を覚えましたが何かwww)
ここで動きかけたMomentumをとりもどさねばらなぬMichiganはまたしてもHenneのションベンパスとSackで3&out。これが開幕当初Heisman Prospectと言われたQBの姿か!!! 如何にけがしているとはいえ、これはひどすぎる!
イケイケのMSUは10プレイ中、7プレイrunというボディーブローにように効くOffense。
「スプレッドとかいうちゃらちゃらしたものがはやってるんだって? 違うな。男のフットボールってのはこういんもんだぜ!」
という、まさにBIg-Tenのフットボールが展開されております。これがWokverines相手でなければ、ハァ坊さんのように楽しめるんでしょうが。MSU TD! Michiga 14-24 MSU。
つか、この落ち込んでいる小生を傍目にMSUファンとハイタッチているハァ坊さん、くびり殺していいですかwww
これは正直かなりヤヴァくなってきました。この時点で残り8分を切っております。そしてrunでこれだけBall ControllしているMSUから2ポゼッション差をつけられております。なおかつ、そのrunが止まりようがなく見えます。これはタイムコントロールされて押し切られても仕方のない展開。
3Q後半から日はかげり、スタンドに冷気が立ち込めてまいりました。小生の心は外気以上に冷え切っておりました。前半圧倒、でも後半ショボショボ。こんな試合をみるためにMichiganまでやってきたというのか・・・・ ひたすら押し黙りふさぎこむ小生でありました。
しかし!
Anywhing can happen on the filed.
フットボールは最後のホイッスルが吹かれるまで何が起きるかわからぬのでありました。
Michiganはここまでセットバックだった隊形をショットガンに変更。さらにNo-Huddele。Henneはここから別人のようにpassを通しだします。いったんケガでsidelineに下がるものの、再びもどってくるとレッドゾーンに入りミドルパスを通して見事TD!!
Michigan 21-24 MSU
おお、1-FG差まで詰め寄りました。しかも1分もつかっておりません!!! つーか、これができるんなら最初からやってくれ~~~~>Henne
すっかりMomntumを取り戻したMichigan。逆にいえば1FG差を持っているMSUが抗しきれなかった。続くMSUのOffenseはあっさり3&outでMichiganにBallを帰してくれました。
残り4分半。Ball On Michigan 35yds。すっかりパスタッチを取り戻した(というか前半まったくダメダメだった)HenneがManningham、ArringtonへNo Huddleでこ気味よくパスをつないでゆきます。頼みの綱のHartは怪我でひっこんでしまっているものの、意外な?Henneの奮起。そしてこの日一番のシビれたプレイ。MSU31ydsからHenneがEnd ZoneのManninghamへ投じたパス。これは我々の席からは前半のINTを食らったようなションベンパスに見えました。しかし!! ぎりぎり Manninghamの手前のDBの頭を越えてのパス、これをManninghamがsureキャッチ!!!!
TD!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Michigan 28-24 MSU
残り2分。MSUは懸命のOffenseを見せますが、MichiganのDB人、フロント7が鬼神の働き。3rd&18でパスをカットしたDB-番号忘れましたが-はすばらしかった。
FINAL
Michigan 28-24 MSU
なんと、なんという試合であったか。
正直調子を上げているWolverinesと、下降気味のMSUであれば鎧袖一触の戦いになるかと思っておりました(特に前半そうでしたし)。しかし、ここまでもつれる試合になろうとは。さすがRivalry対決は何が起こるか分かりません。ここまでのExecutionを見せたMSUにはrespectであります。
しかし、このEmotionalな試合を制したことはMichiganにとって非常に大きな意味を持ちます。次週のWisconcin、さらに最終節のOSU戦と、Rose Ball進出のために負けられぬ戦いを乗り越えるためのMomentumをこの試合で得たのではないでしょうか。
・・・・・
いや~~~~~~~~(安堵)
終わりよければすべてよし。なんとも体力を消耗する試合でありましたことよ。
それ以上にましてすばらしかったのは、Spartan Stadiumを埋め尽くしたMSUファンの熱気でありました。Stadiumに轟き渡る「GO GREEN!」「GO WHITE!」とこだまするがごときMSUファンの声援は、それはものすごいものでありました(今回のアメリカ旅行で最大の声援であったでしょう)。
これがCollegeであるか、これがRiIvalry対決であるか。
日本では決して味わえぬ、激しい試合(内容だけでなく、環境を含む)を満喫した我々は、酩酊した気分でStadiumを後にしたのでありました。
まぁ、その後なかなか渋滞を出られなかったとか、夜遅かったのでファミレスに入ったらこれが超最低だったとか、
「いろいろありましたが、私は元気です」(爆)
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