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旅行・地域

2008年3月28日 (金)

March Maddnessで大騒ぎ

Austin,TXを出て、NYに二泊してました。

NYはManhattanから車で一時間くらいのところに出張だったのですが、その道すがらSheaスタジアムの横に新しいスタジアムが建設中でした。
「お、あれ新しいスタジアムなんだね」
と運転手に話しかけると、ここからしばらく野球談議に花が咲く咲く(笑)。NYはGiantsがSuper Bowlをとりましたが、Footballと同じくらいにBaseballもPopularityがあるんですね。Texanとはえらい違いだ(つかTexanと他のアメリカ人を比較するなwww)

さてその運転手がこぼすには、とにかく観戦チケットが高いこと。
「この間、うちの家族と友人の家族とでYankeesの試合を見に行ったんだけど、それだけでも800ドルかかるんだぜ。そしてサンドイッチやらポップコーンもCrazy Priceだ。ふざけてるぜ。」
「とにかくやつら(Players)はサラリー取り過ぎだ。さらに新しいスタジアムまで建てやがる。おかげでチケットから食い物まで値段がとんでもないことになってるよ。」
「ガキたちは、ZeterやMatsuiを見られたからはしゃぎまくってて、それはそれでよかったけどな。Matsuiはいいやつだな、面倒がらずにサインにきちんと応対してたし。それに比べりゃA-rodは最低だな」

ちょうど今月に入って経営危機になった証券会社が買収されたんですが、その買収価格はA-rodのサラリーより安かったってニュースが流れてましたwww
「レギュラーシーズンはいいんだけどなぁ、あいつ」と返すと
「PostSeasonで活躍しなきゃ、意味なしだ」
A-rod、予想通りNew Yokerにメタメタですwww

「Long IslandにSemi Proチームがあるんだけど、この試合はチケットが8$(失念)だ。奴らは真剣にプレーするし、野球を純粋に楽しめる。Stadiumもとてもきれいだし、天気のいい日なんて最高だぜ」
としみじみ語る運転手氏。いや、ホントに最高だろうね。

あと、NJにあるのにNY Giants(Jets)とはこれいかに、とか混ぜっ返してみたりwww

GiantsはちゃんとManhattanだけでなくStadiumのあるNJでもパレードしたそうですよ。

さて、NYから移動して今はPittsuburgh,PAに滞在中です。

今泊っているOakland地区はUniv. of PITTのど真ん中。というより、OaklandがPIITそのもの、といった感じです。とにかくでかい大学で、どの建物を見ても「ピッツバーグ大学の○○」と書いてありますし。U-Michiganもしかりですが、200年以上の伝統をもつアメリカの大学というのは、日本の大学とは規模のみならず、レベルも社会における地位もぜんぜん違いますな。

町が一つの大学というところなので、非常に落ち着いた雰囲気であります。こういう雰囲気で感受性豊かな時期を過ごすことができる学生さんは本当に幸せですね。むちゃくちゃうらやましいです(爆)

Oakland地区の人たちはどいつもこいつも「PITT」を書かれた服きてるし(笑)。残念ながらPITT PanthersはNCAAトーナメントでSweet16を(かなり惜しくも)のがしたんですが、もし進出していたら街は大騒ぎだったことでしょうなぁ。

先日Carnegie Mellon大学の教授やスタッフたちと会食したのですが、あまりここではスポーツネタは受けなかったですね(苦笑)。
「ピッツバーグ空港に着いたらフランコハリスが例のスーパーキャッチをする瞬間のマネキンがあって驚いたよ。ここはまさにSteelers Townなんだねぇ」
と言っても、
「でも主な製鉄産業はもうピッツバーグにはないよ」
とか返されるし。インテリはスポーツはそんなに好きじゃないのか(爆)。

ただ、その中の一人はCollege Basketballファンでした。例のPITTの非常に惜しい試合を嘆いておられました。うーん、あなたの心は遥かに我々に近い(笑)。

ちなみにテレビ見てたら、昨日からSydney Crosbyが復帰したとか。それもHome Gameで。Mellon Arenaってここから指呼の間なんだよな。おしい事をしたwww

2008年3月21日 (金)

アメリカ人って……

今、出張でAustin,TXに来ています。

出張先のエンジニアに
「お前、今までアメリカに来たことあるのか?」
と聞かれたので
「去年フットボール見に来たことがあるぜ」
と答えたら、会話が弾む弾む(笑)。
基本的にアメリカ人にはフットボールの話題を振っとけばOKという実例がここまで3件連続して功を奏しております(笑)。

もう一人のエンジニアが食いついてきて
「おれはコネチカット出身だから、NEにもシンパシーがあるけど、最近のNEは……昔は好きだったんだけどね」
とびみょ~な発言。FAでむやみに強くなった最近の阪神は阪神らしくないという気持に通じるんでしょうか。なーんとなくわかるような気も(苦笑)。

で、彼はNYGのファンであるのですが、今回のSuperBowlはそれはそれは素晴らしいものであったようで。
「おれはNYGのキャップをかぶって応援しようと思ったのに、その直前に飼い犬にボロボロにされてさ。親父に電話したら『まかせとけ』っていうので何かと思ったら、SBの三日後にSuperBowl XLII Championsってロゴの帽子が段ボールいっぱいに送られてきたよ(笑)」
しばしWeek17でNEがNYGに火をつけたよなーとか話題に花が咲く。

さてAustinはTexas LonghornsのHearlandであるので、すべての話がLoghornsで回るそうな。DALよりも、ってところがすごい。
ただ、もっと地元に密着したHighschool Footballの熱狂にはさしものLonghornsもかなわないそうで。
そのエンジニアの娘さんが通っている高校は昨年はDivisionのPlay-off(同率で決勝?)に出たそうです。
「ウチのチームにはTrue Freshmanのバックがいるんだけど、こいつがすごいんだよ。そして、ミネソタからやってきた(転校?リクルート?)WRもいいんだ。決してドロップをしないんだ。奴に投げたボールは必ずモノにしてくれるんだよ。そしてQBもいいしな!」
とひとしきり語る語る(笑)。
「True Freshmanがそんなにいいんなら、あと2年は楽しめるな」
「いや、3年は安泰だよ」(アメリカの高校はそうなんですね)

いやいや、Texasは予想以上にFootball Countyでした(笑)

2007年12月12日 (水)

アメリカスポーツ観戦記(番外編:あめ~りぃか~)

あめ~りぃか~、あめ~りぃか~

と、旅の間の我々のテーマソングは映画「チームアメリカ ワールドポリス」の主題歌でした。
イカニモなアメリカの景色、なんだかなーなアメリカの流儀を見たときに、ふいに口ずさんでしまったこのテーマ曲、傑作です(笑)。

というわけで、このテーマ曲を頭に思い起こしつつ、アメリカの旅をいろいろな角度から振り返ってみましょう。

(1)一番エキサイトしたシーン
それはやはり、QB C.HenneがWR #86 M.Manningham君へ投げ込んだTDパスでしょう。
あれはものすごいものを見せられた瞬間でした。我々の座席位置からだと、どうみても前半からつづいていた“お辞儀するパス”に見えましたから、「あちゃー、ここまで追いすがってきてINTかよっ!」と血が頭にのぼってしまった次の瞬間に、TD!!!でしたからねー。あまりのすごさに歓声を上げるとかできずに、体がひきつってしまいました。

次点はJ.Addaiの2Q最後のTDランでしょうか。あれもすごかったなー

(3)一番がっかりしたシーン
IND陣30ydsくらいで#81 R.Mossが見せた信じられないシングルハンドキャッチ。なーんか、流れがいやーな方向に流れだしてましたので、今思い返してみるとあのプレイが象徴的だったのかなーと。

次点はA.GonzalezのTDキャッチミス。あれ取ってればなー
あと、R.Wayneのキャッチミス。あれ取ってれればなー
M.Harrisonがoutだったこと。Harrisonがいればなー(以下永遠に続く)

(3)いちばんまったりした一時
Union Oyster Houseですなぁ! Sam Adamsをのみつつ喫したロブスターの味もさることながら、歴史を感じさせる店内の雰囲気(今にして思えば照明も悪くなかった)、かたひじはらぬサービスも良でありました。

次点はIndianapolisで昼飯を食った時。IND色に染まった目抜き通りをぼーっと眺めていた時ですかね。食事もまぁまぁでしたし。

って食いものばかりかよ。ってことで

(4)一番旨かった食事
は、Union Oyster Houseのロブスター
次点はNYのイタリアンレストランのサーモンのムニエルかな

(5)もう二度度見たくない食事
……それはNJ州New ArkはPrudential Center近くのメキシカンデリで食った、グリルドチキンだっ! Devilsのホームだからって、食事までDevils' Menuにしなくっても(泣)

次点はデトロイト近郊のファミレスで食ったものすべて。あとプリマスのシーフードレストランで頼んだオニオンリング。

(6)予想以上に良かったこと
デトロイト近郊にあるヘンリーフォードミュージアムは期待以上によかったですよ。デトロイトにゆかれることがあったら、ぜひおとなってみることをお勧めします。
時間があれば隣接するグリーンビレッジでT型フォードを運転してみたかったのう。

次点はプリマスプランテーション。やっぱりえび隊長(謎)が(笑)

(7)期待はずれだったもの
セントラルパークってなんであんなに有名なんだろ? なんてことなかったぜ。
町中の森ならよっぽど代々木の森の方がいいぜ。

あとMartin Brodeur。彼のプレイを見にNJまで行ったようなものですからねぇ。で、最近調子を取り戻しているらしいし(苦笑)。

(8)期待通り?によかったもの
Amtrakですね。こうあってほしいなぁ、という世界の車窓からの旅ができましたネ。
次点はRCAドームの盛り上がり。

ここで、M.Hartの走り!と言いたいところですが、後半けがしてほとんど出てきませんでしたし……それでも彼の個人技で局面を打開した姿には、しみじみと来てよかった~って思いましたよ。

(9)アメリカでゲンナリしたこと
観光客としては、これでもかというくらいにさせられるセキュリティチェックは正直閉口しました。ただでさえ行列でまたされるところを、金属検知器を通らされるのですから、さらに時間がかかります。平日だったからよかったものの、土日だったらどうなっていたことやら。

あとはチップ文化。払わんでもいいようなシチュエーションでも「払ったほうがいいのかなぁ」と頭を悩ませねばならんのが非常に煩わしかったです。

そいえばレストランで支払いをカードで済ませると、レシートを持ってくるのですが、この段階で空欄にチップを書き込まねばらなない。カードのチェックって終わってるんじゃないの? カードを返してもらった後でカードを切らずにチップを引き落とされちゃうの? というのもなぞでしたが。

(10)そんなアメリカ、でもここがよかった!
スポーツ文化ですねぇ。観客が非常にに「よくわかってらっしゃる」。あとはズポーツメディアが充実、成熟してます。ここは素直にリスペクトです。
毎日ホテルに帰ってきてTVつけると、必ず何かしらスポーツ中継、それもビッグゲームの中継をやってます。これは正直うらやましいところ。

というわけで、

アメリカとはスポーツを見にゆくところとみつけたり

が、今回の旅行で感得したところであります。さて、来年はLucas Oil Stadiumに行きましょうかね(笑)

2007年12月 9日 (日)

アメリカスポーツ観戦記(エピローグ:ニューイングランド観光)

水曜日をもちまして、今回の旅行のイベントはすべて終了いたしました。
翌日の飛行機で帰ってしまうのも可ではありますが、おそらくもう来ることがないだろう(笑)東海岸まで来てこのまま帰るのもいかにももったいない。
というわけで今回の旅行のエピローグはニューイングランド地方観光であります。

え? ニューイングランドになにがあるの? それも晩秋の。鉛色の空に誰もいないさびれた海岸というのが冬のニューイングランドの典型的景色ですのに(笑)。

いやいや、ニューイングランドといえば独立戦争の舞台ともなったところです。歴史的にみるべき史跡がたくさんあるのですよ。

でも、俺独立戦争って全然知らないんですけど(笑)。独立戦争といえばよっぽどルウム戦役とかのほうが出てくるよな(爆)。
というわけで、レキシントンだったり独立戦争の激戦地とか回るのも可能でありますが、正直「なにそれ?」な感じになりそうです。例えるなら九州の戦国時代のことを全然知らない小生が、九州の史跡を回らされる感じでしょうか<むづかしいたとえするなぁ(^^;)

正直、事前準備とか調査とかあんまりせずに観光旅行に出発です!<いや、ハァ坊さんはきちんと下調べしていたと思うよ

旅も後半戦で疲れがたまってきているところだったので、朝はやや遅めの出発です。
最初に向かったのはガイドブックに載っていた、独立戦争で活躍した戦艦コンスティチューションの横のページに乗っていた、太平洋戦争中の駆逐艦の展示であります(笑)。いやいや、いかにも我々らしいというか。
この駆逐艦はボストン市内からちょっと離れたチャールズタウンの港に係留されております。こういう点からしてもちゃんと船魂が残っている船といえましょう。
しかし、これだけの近場にあるにもかかわらず、ここでもボストン市内のうねうね道が機能を発揮(笑)。何回か行ったり来たりして漸くに到着であります。

この港湾地区は独立戦争で活躍した戦艦コンスティチューションを管理保存するところでありまして、米海軍管理下であります。の割には、かなり近くまで寄って行っても特に誰何されるわけでもなく。観光地だからおおらかんでしょうかね。

駐車場からあるってゆくと、古くて味わいのある大きなドライドックがデーンと現れます。これがアメリカで一番古いドライドックがあります。隣接するクレーンも古びてはいますが、まだまだ現役で使えそうな感じです。

ドライドックの隣に、目的の駆逐艦があります。
この駆逐艦の名前はカシン・ヤング。ガダルカナルで戦死した海軍大佐(Captain)の名前にちなんでつけられたものだそうです。
正直、最近の艦艇の知識って全然ないので(爆)、パッと見非常に機能的&先進的なフォルムに見えます。
眺めるだけしかできないのかな、とおもっていたらなんと「Free」の文字が。あと40分ほどすればFreeで駆逐艦の上に乗ることができるではありませんか!
というわけで時間をつぶす必要が生じました。ので、当初全然考えてなかった戦艦コンスティチューションを眺めてみることにしました(爆)。

戦艦コンスティチューションは(記念艦三笠の説明によれば)世界三大保存艦の一つであります。活躍したのが独立戦争ですから、すでに御歳二百歳を超えている訳です。
本艦の愛称はOld Iron Side。しかし鉄甲艦というわけではありません。武勲の誉れ高く、敵弾を浴びることがなかったことからこの愛称がついたそうです。駆逐艦雪風みたいなもんですかね。

ここも銭を取るわけでなさそうなので(いよっ!米海軍ふとっぱら!)せっかくだから甲板に乗ってみましょう。って、ここでもセキュリティチェックが(^^; 米国で観光スポットに行ったらこれは我慢しなきゃならんようですな。
といって甲板に乗ってみます。昨年我々は北海道は江差にある蝦夷共和国の軍艦開陽丸をの再現艦を見ております。これはコンスティチューションより一世紀下る船でありますので、比べてみますとたしかに小さいし、むき出しの甲板に大砲が据え付けられていたりといかにもオールドファッション、よくいえば舷舷相摩す戦いを彷彿とさせてくれる船であります。

と、あまり独立戦争やこのころの艦船に詳しくはないので、この辺で退艦であります。

そろそろ時刻となってきましたので、カシンヤング号へ戻ります。と、するとさっきまで一人のイカニモな人しかいなかったあたりに、老若男女が群がっているではないですか。あとからは、いかにも近場の高校の社会見学という風情の軍団もやってきておりました。こうやって、米海軍の無敵ぶりを世代世代超えて共有するんですなぁ<ひねくれ視線

さて、カシンヤング号は太平洋戦争が終わる間際に竣工なり、初陣はかのレイテ島開戦。沖縄戦ではピケットラインの任務についており、なんと神風特攻を受けております。行動不能になったものの、米海軍お得意のダメコンが功を奏して復帰。その後はベトナム戦争まで勤め上げていたそうです。その後、老朽化により廃艦となるところを、なぜか?保存艦となることができました。それに併せて、太平洋戦争~朝鮮戦争のころの兵装に換装し、今に至るとのこと。

乗艦ですが、特にガイドがつくわけでもなく、思い思いに船の上の展示物(若干の説明書きはあり)を眺めて行く形になります。思い出す範囲で、以下書きつけておきます。

・後尾についている7mm機銃はまさに豆鉄砲の上、防弾装備など冗談のようなものですから、ここの任務についていた人は怖かったでしょうなぁ。
・やはり洋の東西を問わず子供は魚雷好きのようです(笑)。お子さんが「とるぴぃ~どぉ」と騒いでました。
・40mm対空兵装がありました。このときはてっきりボフォース40mm機関砲かとおもいましたが、あれって4連装だったような……
・主砲はこれまた豆鉄砲。駆逐艦の主力はやはり当然ながら魚雷なのであります。砲など飾りにすぎんのです。
・めずらしい厨房や洗濯室なども見ることができました。って、200人?以上の兵員の炊飯をこの狭いところでやらにゃならんとは、主計兵のみなさん、お疲れ様です。

 この船めがけてまなじりを決して突っ込んできた日本人の搭乗員(か空中勤務者)がいたのだ、と思ってみても、あまりにもの落差に実感としてつかむことができなかった。
 一方、彼らアメリカの子供たちは父祖の戦いの遺産をこのような形で見ることが、感じることができる。
 戦前と戦後との歴史の断絶(それも作られた断絶)だけのせいとは言えないが、なんとも割り切れない、やるせない気持ちを残しつつ、カシンヤング号を後にしたのであります。

さて、次なる目的地は、イングランドからの移民で最初に定住に成功したピルグリムファーザーズ上陸の地、プリマスであります。
ニューイングランド観光としてはかなりベタですが、ベタはベタなりに押さえておかないとね。
ボストンから車で1時間半?ほどフリーウェイを走ってゆきます。晩秋のニューイングランドの森の色づきぐあいもなかなかにオツなものです。

ついたよプリマス! ってかなりいい塩梅で田舎なんですが(苦笑)。
土産物屋の寂れ具合もかなーりイケてます(笑)。そして、メイフラワー号のレプリカも!っていい銭とるんでこれには乗りませんでしたが。

そしてプリマス最大の見せ場。「ピルグリムファーザーズが最初に上陸した際、最初に足を乗せた所の石!」であります。
よくそんな記録残っていたなーと思ったら、19世紀に入ってから怪しい歴史学者が
「調査の結果この石がThe Stoneであることがわかった! なんと200年以上その存在を知られることなく眠っていたのだ! 我々は我々の先祖の偉業を讃え、この石を顕彰するものである!」
と、のたもーたものであるそうな(爆)。ハァ坊さんと「幕末の国学者も天皇陵でおんなじことしてましたなぁ」と話し合う。
そしてその石は、パルテノン神殿風の建物の中央に鎮座ましましておりました。石には丁寧に「1620」って刻んであるし……(もちろん件の愛国的学者の皆様がそうされたわけで)
あまりのバカバカしさ^H^H愛国的情熱に卒倒。しかし場所が場所だけに爆笑するわけにもいかずニヤニヤする東洋人がここに二人。
ちょうどその時に小学校の社会見学の軍団がきておったのですが、そこで先生が「……という風に信じているひともいるのよ」と説明しておりました。おお、アメリカにも、愛国者の巣^H^Hメッカであるニューイングランドにも常識^H^H良識的な方がいるではないですか(爆)。

という具合にプリマスは一見の価値ありです。いや、一見だけですが(爆)

考えてみると朝から何も食わずにここまできていたので、そろそろ昼飯を。ガイドブックによると近場にシーフドレストランがあるではないですか。アメリカではシーフードならそこそこ食えることが昨日わかりましたので、安心してこの店に入ってみました。

……結論から言うと、おいしいシーフードレストランは町中にあるということ。シーフードといってもアメリカ人の調理法をなめてはいけないということ。特に「Fried Sea Food」は地獄の文字とみよ、ということ。

うーん、素材はいいはずなのになんでこうなるかなぁ。Deep Fried Somethingでしかありませんよ。あとフォークでつつくと衣から身がポロポロはずれます。きっちり水を切らずに揚げてるんでしょうなぁ。というか、ころもで体積を二倍にするのやめなさい(涙)。

あと、「わぁるどふぇぃますおにおんりんぐ」ってのは決して頼んではいけません(涙)
ハァ坊さんが頼んだクラブケーキはおいしかったそうなんですが……

恐るべしアメリカ、侮りがたしアメリカ、というか素材の味を信じようぜアメリカ(号泣)。

と、なんとなく敗北感に浸りながら腹を(予想以上に)満たし、店を後にしました。
ちなみにこの店の隣にあるクランベリーショップはおばちゃんたちがまったりやってる店でしたが、なかなかの品ぞろえでお土産を調達するにはベストでした。なんでもマサチューセッツ州は全米80%以上のクランベリーの生産を担っているのだとか。
ここで買ったクランベリー&ママレードジャムは好評でした。

あとここからさほど遠くないところにプリマスプランテーションなる観光スポットがあります。ガイドブックには入植当時の村の再現した姿の写真が載ってます。強い風が吹いたらふきとばされてしまいそうな木造のかわいらしい家々の風情になんとも惹かれるではありませんか。
というわけで(今回は「というわけで」が多いなぁ)プリマスプランテーションへGOです。入場料って20$くらいだったかな? ちょっと高いなと思いながらもせっかくだから入ってみました。
正直ここは正解です。屋内の展示もありますが、やはり目玉は再現された入植村。残された地図をもとにほぼ正確に再現されておりました。小さな家に、裏庭は畑。豚が放し飼いにされ、鶏が我が物顔で走り回っている。
家々の中や、道々には当時の服をまとったガイドたちが、17世紀の歌を歌いながら出迎えてくれます。
家々の中にいるガイドは火をくべて暖をとりつつ往時の説明をしておりました。
また当時の工法を使ってきちんと建築しておりますし、ここの運営者のこだわりがそこかしこに感じられるプリマスプランテーションでした。

河口近くの湿地を横に見ながらの森の中の散歩道が気持よかったですね。今回の旅で初めて自然に触れていると感じられた一時でした

まだ観光に時間はありますが、回るとすれば後一か所でしょう。
普通の観光客なら独立戦争の記念碑をみてみるところでしょう。
しかし我々は行かねばならぬところがあった。
行って、呪いをかけねばならぬ地が。

そう、FoxboroughのGillette Stadiumであります。

というわけで、プリマスから内陸へ進路を向け、一路Gillette Stadiumへ向かいます。
なんか途中のFreewayで見かけるPatsロゴをつけた車がやたら気になります(笑)。
道々の話もがぜん、いかにPatsをたたくかの話に。NEへの敗戦以降やや元気のなかったハァ坊さんも少し浮きあがってきたようです。

ニューイングランド地方の日暮れは早い! Stadiumについた時は5時前でしたが、あたりはすっかり薄暗くなっております。

やっぱりでかいし立派です>Gillette Stadium
というか、この周りにはなにもありません>Gillette Stadium
広大な空き地(というか森)のど真ん中にあるわけです>Gillette Stadium

RCAやらPrudential Center、TD Bank gardenなど便利な所ばかり見てきたからそう思うだけかもしれません。アメリカのスポーツ競技場ってみんなこんな感じなのかもしれませんね。

って、今日は試合がないのになぜか駐車場にはそこそこ車が止まっております。くそ、Stadiumをみるだけ、ProShopにくるだけのPatsファンがこんなにいるのかよ!
と毒づいておりましたが、正解はMLSのNEレボリューションズの試合があったからでした(汗)。

それはさておき、とにかく呪いは掛けてきました(笑)。

あとせっかくだからNEのProshopにも入ってみました。なにか笑えるグッズがあれば買ってみようかと思ったんですが、あまり遊び心のあるグッズはありませんでした。
あと、かつてなら#54のT.Brusciiアニキのジャージを買ったかもしれませんが、どうもイマイチその気になれませんでした。
あと、ネズミ男Bellichickがいつも来ている灰色のパーカーがありました! ネタとして買ってもいいかとおもったんですが、なんか呪われそうなんで(爆)やめておきました。

呪われたと言えば……
Proshopで少々時間を潰して外に出てみると、もう真っ暗です。
さて、帰り道に就こうかと駐車場に行ってみると……どこにとめたかわからん(爆)。というか、どうぜガラガラだろうからと適当に留めたら、MLS見にきた人たちの車が駐車場に増えておるではないですか。
そしてニューイングランドの夜は寒い……一時間も外にいたら大変なことになってしまいそうです(苦笑)。が、ここはハァ坊さんが機転を利かせてリモートキーでのロック動作音を頼りに車を捜しあてました。いやいや、今回の旅ではいつもこころづよかったですよ>ハァ坊さん

車に乗って暖をとって人心地ついたところで開口一番
「やはりここはAwayだということですね」(爆)
ちなみにハァ坊さんは来年1月、プレーオフでここに来る気満々でした。

その後は帰り道にBest Buy(ヤマダ電気みたいなところ)によってみたり。アメリカは予想以上にまだまだリアプロが強かったです。あと日本アニメDVDコーナーがごく当たり前にあるのに驚きました。アメ版ハルヒでもネタに勝ってくればよかったかな(笑)。

外はもうとっぷりと日が暮れております。
晩飯はせっかくだからボストンのシーフードを堪能しようということになりました。昨日は老舗でしたが、今日はバックベイ(丸の内か新宿みたいな感じの町)にある新感覚のシーフードランに入ってみました。
(いや、ここにいたるまでも二転三転面倒だったのですが割愛。ただ、バックベイの駐車場高杉!とは言っておこう)

しっかし、昨日のFenwayもそうでしたが、Boston日本人大杉。MichiganやIndianaで見かけないのはわかるとして、NYでもちらっとしかいなかった日本人が、ここにはうじゃうじゃいます。
ホテルから出てきた社用族の一群がおり、あるってゆく先が一緒でした。もしかして、とおもったら彼らもわれわれと同じレストランへ入ってゆきます。かつ、予約しているからサクっと入っていきやがりましたし「今日は会社への請求で……」とかぬかしてやがります。
ふ、ふん! 経費でちょっといい雰囲気のレストランでの夕食代を落としたって、悔しくなんなかんんだからねっ!

それはさておき(笑)、さほど待たされることもなく席に着くことができました。メニューを見るとこのレストランは素材の味を生かした料理を出してくれるようです。
せっかくだから近海もののスズキのグリルショウガ風味をいただくことにしましょう。
焼き身の大きさはほどよい。ほんのりと照り焼き風に焼き色がついておりますが、それも非常に控え目。お味の方はやや甘めで、たんぱくなスズキの味を壊すことがありません。ショウガ風味とありましたが、ホンのアクセント程度でした。
また、予想以上に付け合わせの野菜のソテーがおいしかった。アメリカに来てまっとうな野菜の炒め物って初めてのような気もしますが(笑)。おお、野菜の甘みがたまらぬ。忘れていたよこの味を。そしてあとからホンノリとピリ辛が舌の上に残る。悪くありませんね。

ハァ坊さんは謎の「Sなんとか」という魚を頼んでおりました。たんぱくな白身魚でお味の方はわりといけたようですよ?

と、アメリカ最後の夕食は満足。やはり旅の醍醐味の一つである食事がダメダメでは旅のイメージもダメダメになってしまいます。ボストンでキチンとした料理をいただくことができて、本当によかったですよ、まじめに、しみじみと……
惜しむらくはハァ坊さんが車だったので、酒を頼めなかったこと。シーフードに合わせるために、白ワインが所せましと並べられておったのですが。

その残念さは、ホテルに戻ってからラウンジで地ビールのSam Adamsを飲むことで晴らしました(笑)。
にしてもこのSam Adams旨い! 乾燥したニューイングランド地方だからこそこの甘めのエールがうまく感じるんでしょうなぁ。
考えてみれば10月中旬シンガポールに行った時に飲んだ地ビールのTiger Beerも旨かったものな。日本で飲んだらサラサラした水みたいに飲みごたえのないビールと思ってしまうんでしょうが、高温多湿のシンガではこれがとてもおいしいのであります。
やはり旅行したら地酒は呑らねばなりませんのう。

あとこのラウンジでおどろくべき「しゃっくり止め方法」を目撃。ハァ坊さんがしゃっくりがでて止まらず往生していたら、ラウンジのバーテンンダーが「これを飲め」と差し出したものは砂糖(笑)。
「水で飲まず、喉奥に含んだままにしてしばらく飲み込まずにいろ!」
半信半疑でみておりましたら、さっきから水呑んだり息止めたりしても全然NGだったしゃっくりがとまるではないですか!
「おれは医者だからな。治療代は10$だ(笑)」
10$は払いませんでしたが、いい事を教えてくれたバーテンダーには感謝です。

これで全旅程終了です。
翌日はまたしてもボストンのうねうね道にハマって空港にたどりつくのが遅れたり、ボストンからデトロイトへの便が遅れていたため、デトロイトでの買い物が大慌てになってしまったり、そこでまったり買い物をしてハァ坊さんをあわてさせてしまった挙句、ハァ坊さんにクレジットカードを紛失させてしまったりしましたが、今となってはいい思い出です<おいおい、まとめるなよ

カードをなくしてしまったのは、飛行機の中での有料アルコールサービスのために米$を使わずにとっておこうとセコいことしたため、最後の小物の買物をハァ坊さんにクレジットカードでお願いしたからなんですね(爆笑)。
ちなみにノースウェスト便は米ドルだけでなく日本円でも酒を買うことができました。いまとなっては後の祭りですが……
まぁ、おかげさまでそこそこ飲むことできて、スカっと寝れました(苦笑)。

さて、長々と続けてきたアメリカスポーツ観戦記ですが、最終回は「アメリカを振り返る」と題して、旅の心得と旅の思い出をアトランダムにつづってみることにします。

2007年12月 5日 (水)

アメリカスポーツ観戦記(ボストン編)

気がつけばアメリカの旅もあと2泊を残すばかりとなってしまいました。
この旅の最終目的地、ボストンへと向かうことにいたしましょう。

NYからボストンへは、当初ハァ坊さんが車を運転しようかとおっしゃられてました。300kmくらいだし、フリーウェイだからさほどむづかしくないだろう、とのことでした。
が、知らない土地で不慣れな道を長距離移動するのは大変だろうし、旅の後半戦で長距離ドライブはさぞ疲れることだろうと思いました。

かといって飛行機で移動するのも味気ない。そこで「世界の車窓から」を気取って、鉄道で向かうことにしたわけです。
アメリカでは長距離移動は車か飛行機かという文化ですが、限られた大都市間はAmtrakという鉄道で結ばれております。今回はこのAmtrakご自慢の最新鋭特急Acela Expressを利用することにいたしました。

Amtrakはインターネットでチケットの購入が可能です。クレジットカードで払込をして、現物のチケットは駅の窓口で、という形になります。
ところでAmtrakはオンラインではチケットう購入とキャンセルはできますが、便の変更はできません。変更するには電話してください、と言われますがいきなり国際電話ですか(笑)

我々はNY Penn StationからAmtrakを利用しました。まず案内板に従ってAmtackのチケットカウンターへ向かいます。そこで予約番号を伝えると、チケットの発行となります。ここで確認のために外国人はパスポートをみせる必要があります。
チケットを受け取るとその左上のほうにクレジットカードホルダのサインをするようにと言われます。これはチケットの左側が車内で車掌に回収されることで、Amtrak側の受領書となるからです。
ので、ここにサインするのはネットで予約の際に使用したクレジットカードホルダになり、チケットを持っている人の名前ではありません(と窓口で説明されますけどね)。

あとは列車の出発を待つのみです。
日本の駅と違うのはプラットホームで待つのではないことです。駅構内の待合室でアナウンスを待ちます。すると「BOSTO行きのAcela Exppress XXXX号はXX番ホームからの出発です」と説明がアナウンスされます。これを聞いてから、該当するホームへの扉前に向かいます。この扉は出発前にならないとあかない形になってます。

ちょっと勝手が違うので戸惑いました。一番戸惑ったのが、チケットに座席番号が書いていないこと。なんでも、席は指定ではないのだそうです。ちょっと意外。
あと、長距離旅行客用にトランクをキープしておく置場が各車両の入口近辺に用意されております(特急はるかなどと同じですね)。

というわけで無事出発であります。
鉄道旅行好きな小生としては、今回このAmtrakはおおいに期待しておりました。
鉄道旅行の好さは、道すがらの風景を眺めることでキチンとその土地を旅している実感が得られることです。飛行機で点から点へと移動するので風情は感じられませんわな。

NYを出るとしばらくは町並みが続いておりましたが、気がつくと海沿いの湿地をなめるように列車は走っておりました。この路線はずっと海沿いを走っております。延々と続く湿地、葦原。河口が近づいて緩やかな流れとなり水がたゆとうている。起伏のある景色ではないものの、眺めていると何とも言えずやさしい気持ちになってゆける景色だ。
時折森の中を列車は進む。アメリカのこのあたりは針葉樹よりも広葉樹が多い。だから、この季節は森は黄色く色づいている。

しばらく黄葉の林を走ったかと思うと、ぽつぽつと港町が見えてくる。うーん、NYだけが特殊でアメリカは走れど走れど田舎なのだなあ!

土地土地の移ろいゆく風情を楽しむ。まさに鉄道旅行の醍醐味であります。

NYからボストンへは3時間ほど。もちろん飛行機使ったほうが早いし便利だとは思いますが、やはり旅には旅情を求めたくなるものです。まぁ、日本の鉄道になれていると結構な揺れ具合には驚くかもしれませんが、座席は飛行機のものを転用しているようで座り心地は快適ですし、座席間隔は新幹線なんぞよりゆったりしております。
東海岸を移動される機会がありましたら是非Amtrakを使ってみることをお勧めいたします。

さて、BostonはBackBay駅で下車。ここは終点のひとつ前ですが、レンタカーを借りたりするにはこちらのほうが便利と判断しました。
駅を出ると、観光案内版のようなものなどなく、少々途方にくれます。Amtrakは決して便利の好い所に駅があるわけではないときいておりましたが、まさにここもこんな感じ。結構な繁華街と聞いていたのですが……(後から繁華街とは反対方向であることが分かりました)。

ここから地図を片手にレンタカーショップまで徒歩で移動。道すがら「道がわからないのかい?」と親切な声をかけてくれた紳士がいらっしゃいました。つーか、こういう親切ってアメリカにきて初めてな気が(店員のつくり笑つくり親切ではなく)。Bostonっていい街かも(笑)

町並みの方ですが、赤煉瓦造りの瀟洒なフラットが道の両脇に並んでおります。これまたでかい庭にでかい家というアメリカスタンダードとは異なった、一言でいえば欧風な街です。きちんと積み重ねられた時間を感じます。Boston市民が、NYに対してある種の誇りを持っている背景ってこんなところにあるのかもしれませんね。

とか言ってるとレンタカーショップに到着。ここで店員から「ダイスケーはよかったよ」とリップサービス(笑)。「あれはいい日本からの輸入品だったろ?」と答えておきました(笑)。

まず今日の宿のHolyday Innへ向かいますが、途中にかの有名なFenway Parkがありますので、せっかくだから観光してみましょう。
……にしてもBostonの市内道が込み入ってて走りづらい(苦笑)。やっとこさFenwayに到着です。
小さい球場とは聞いてましたが、たしかにそのとおり。ですが、赤煉瓦づくりでそちこちに古びた感じ、というか実際崩れているところもあるわけですが、それも含めて90年以上の歴史を感じさせる球場であります。巨大なドーム球場などからみれば収容人員はずっと少ないのですが、この規模がこのデザインとあってるんでしょうねぇ。ここで試合を見れたら楽しいでしょうナ。

などといいつつみやげ物屋に入ったら、詰襟黒服の少年たちが(笑)。ここはBostonですよ、東海岸ですよ。修学旅行でアメリカはBostonまで来るって、いったいどこのボンボンの高校ですか(涙)。

といいつつHoliday Innへ到着。荷物を放り込んでBoston観光へと向かいます。
BostonのPublic Transportは市電です。途中から地下に潜りこむので地下鉄かと思われがちですが、デカいパンタグラフにチンチンと鐘を鳴らしながら走る姿は市電であります。
で、この市電、ガイドブックには1$25セント均一料金とかいてありましたが、どうやら今年から2$に値上げになったようです。我々は1$25セントを料金入れに入れると、運転手のオバサンが「いまは2$なのよ!」。要領を得ず首をかしげる東洋人をみてあきらめたのは「まぁ、いいわ。奥の方に行って」と事なきを得ました(笑)。

宿最寄のKent Street停留所から目的地のNorth Stationまでは大体20分?くらいだったか、もうちょっとかかってたか。North Stationはでかい駅で、ちょっと賑やかな地区に隣接してありました。今日の最終目的地、TD Bank gardenはこの駅の一部と化しております。そういう意味で言うと、Boston周辺部からNBAを見に来るには非常に便利ですね。

試合会場を確認したところで、まだ時間があるのでBostonを観光してみることにしました。
TD bank gardenから数ブロック歩いたところで、Boston名物フリーダムトレイルにぶつかりました。このトレイルというのは、独立戦争初期の舞台となったBostonの名所を巡る散策路です。といえば聞こえはいいですが、町中に赤い線がずーっと続いていて、観光客がこの赤線を頼りに歩き回っているわけです。分かりやすいとはいえ、ちょっとわかりや過ぎな気がします(笑)。
あと、当然ながら独立戦争の基礎知識がないと、なんだかなー、な散歩で終わってしまいますね。

夕方からスタートだったので、寒さは増してくるし、どんどんと日が落ちてくる。途中であきらめてやや早めの夕食をとることにしました。入った店は創業1824年というアメリカ最古のレストラン、Union Oyster House。石畳の道に面した3階?立てのレンガ造りの建物は、アメリカ最古!というほどの威圧感ではなく、なんとも暖かい雰囲気が感じられます。
後から知ったのですが、夕食時はいつも満員で予約しないと1時間以上またされるそうなんですが、我々が入ったのは5時半くらいでしたから、意外にサクっと入れました。

頼んだものは、とにかく寒かったのでまずはクラムチャウダー。これが暖かく、かつホワイトソースの味が濃すぎずによい感じです。あとからじわっと貝のうまみが口の中に広がってくれます。
次はオイスターレストランですから、当然カキを。ハァ坊さんは生牡蠣を食いたかったようですが、旅先で生牡蠣ってのはちょっと怖かったのでパス(笑)。まぁ、生牡蠣なら日本でもいくらでもいいものが食えますからね。それよりはその土地、そのレストランならではの腕を楽しむことができるグリル焼きを頼みました。まだ季節が浅かったからか、あるいはこの土地のカキの種類だからか、カキはやや小ぶり。このカキにパルメザンをたっぷりかけてのグリル焼きが出てきました。なかなかおいしかったですが、贅沢をいえば火を通しすぎでせっかくのエキスが少なくなっていたことですかね。
そしてメインディッシュはロブスター。正直ロブスターって今回Bostonで食べるまで、大味な食い物とバカにしていたんですが、どうしてどうして。鮮度がよいからなのか、ホンノリとした甘味とプリプリとした食感は、正直ロブスターのイメージを一新するものがありました。
更に素晴らしかったのがロブスターの料理方法です。単にゆでたものをデーンと出すのではなく、このレストランで出てきたものは手の込んだオーブン料理でした。まず腹のほうは身を食べやすく切り身を入れており、フォークでせせればソコっと身がカラから離れてくれます。そして、体の方は身をくりぬいて、野菜などのみじん切りと混ぜてペースト状にしてカラに詰めなおし、これをオーブンで焼いておりました。身もおいしかったですが、このペーストがさらに良い。これを身に塗って食べて良し、パンに塗って食べてよし、でありました。

いやー、アメリカで初めて「アメリカのうまいもの」を食ったよ(涙)

NYのイタリアンレストランは単にイタリア料理をNYで食ったにすぎませんが、Bostonのオイスターレストランは、アメリカ料理を出しているわけです。ここまでアメリカ料理=地獄から来たメニューであったわけですが、この点だけでもBostonは素晴らしい! Boston万歳(笑)

さらにレストランで Bostonの地ビール、Sam Adamsも痛飲。薄いブラウン色で、風味はペールエールに近い。これも旨い! トップをほとんど立てずにジョッキの口ギリギリまで注ぐスタイルも面白い。うーんBoston万歳(爆)

などといいつつ、腹を満たしたところで今日の目的地、TD Bank Gardenへと戻りました。ここはNBAはBoston Celticsのホームであります。また同じGardenをNHL Boston Bruinsのホームでもありました。
今日はここにDenver Nagettsを迎えての一戦となります。NBAは正直あまり詳しくないのですが(笑)、Bostonが大型補強で“Big3”というスター3人構成で開幕から絶好調ということは知っておりました。また一方のDenverはC.AnthonyとA.Iversonというこちらもスーパースター2枚看板のチームです。この一戦、非常に華やかな試合となってくれそうな予感です。

今回我々がとった席はネット後方。かぶりつき席から15~6席ほど後方ですが、なかなかに迫力を堪能できる席でした。これまでの試合はアッパーデッキからの観戦で、それはそれで全体の試合展開を見ることができるからよいのですが、一階の盛り上がりも楽しいものでありました。

ちょっと残念だったのは、試合展開がBostonの一方的なものになってしまったところ。途中最大40点差がついてしまいましたので、ちょっと中盤から眠くなってしまいました(笑)。
それでもNBAらしいスーパープレイが随所に見られ、超人たちの乱舞を大いに堪能できました。たとえばきれいなアリュープを豪快にダンクで叩きこむシーンを目の前でみるのは迫力満点。また、目がどこについてるんだっていうビハインドザバックパスには、目の肥えたアメリカのファンもどよめいておりました。
BonstonはBig-3だけでなく2線目、3線目の選手も大活躍で地元ファンは大いに溜飲を下げたことでしょう。
一方のDenverはC.Anthonyが不発。AIことA.Iversonも無理やりにゴールしたにカットインしてゆくものの、有効なポイントは稼げず。つーか今回一番驚いたのはAIが非常に小さかったことですね。まわりが巨人ばかりってこともあるでしょうが、あの小ささでNBAでトップはっているのは驚きです。

あとサプライズとしては、スペシャルゲストでBoston Redsocksのユーキリス選手が観戦に来ていたこと。会場が「ユー!!!」という歓声でどよめいておりました。
あと、これはとくに会場アナウンスで紹介されませんでしたが、むちゃくちゃ縦にも横にもでかい男がCelticsのジャージを着てサイドライン際にいました。背中にはWilforkという名前が……背番号も同じでしたから、おそらくNE PatoriotsのVince Wilforkが特別に呼ばれたんでしょうね。
今季のBostonはRedsocksからPatoriotsからCelticsから、もうイケイケですな。

4Qに入ると圧倒的点差がついたのでCelticsは主力選手をベンチに下げました。それでもボコボコ点を入れるんだから、チームの勢いってのは恐ろしいものです。

試合終了のホーンがなりました。そしてこのホーンが、今回の我々のアメリカでの公式イベントが終わりを告げた瞬間でもありました。

2007年11月28日 (水)

アメリカスポーツ観戦記(インターミッション:NY観光編)

さて、ここまでは毎日スポーツを観戦してきたわけですが、ここで一日間があきました。
せっかくNYに来ているので、この日はマンハッタンを一日観光することにいたしました。

Holiday Inn提供のやたら甘い朝食を喫してから、やや遅めの出発です。
NYといえばやっぱり自由の女神。なんだかんだいって見ておかないと後悔しそう(呪われそう)なので、行ってみることにしました。
行程は簡単でPenn Stationから地下鉄に乗って、A線の南のドンツキまで移動すればOKです。ただ、終着駅には進行方向前方の4両(5両だっけかな)しかドアがあかないそうなんで、乗る車両の位置には気をつけましょう。

これだけ有名な観光地であるのに、地下鉄を降りても「自由の女神こちら!」と大書した看板があるわけではありませんでした。勘違いして別のフェリー乗り場に向かったりと、うろうろとしているとリバティ島行きのフェリー乗り場が見えてきました。
隣接している砦跡の中にあるチケット売り場でフェリーと女神入場券を買えばOKです。

!!!! ちなみにここがアメリカで一番セキュリティチェックの厳しいところでした !!!

まずフェリーに乗る前に金属探知機を使っての身体検査を受けさせられます。
ここではPCのバッテリーを引っこ抜くことを要求されました。どうして?意味あんのか?
ところがハァ坊さんのPCはバッテリが膨張しているのか何なのか抜くことができません(笑)。しばらくして係員が「もういいよ」と通してくれました。うーん、融通無礙といえば聞こえがいいですが(苦笑)。

ここまで厳しいのにフェリーに乗るときにチケットを確認もしません。フェリーもかなーりルーズな運用です。この辺の落差が。

ここからフェリーにのって20分?くらいでリバティ島です。行きの航路ではあまり自由の女神がガツーンと見えてくる感じではありませんでした。

別に女神を遠めに眺めるなら構わないのですが、中の資料館や台座に登りたいならここでもう一度セキュリティチェックを受ける必要があります。
もう一度!フェリー乗り場でチェックしたやんか!
でも、問答無用です。ここが一番時間かかったんじゃないか。うすら一時間待たされました。平日でこれですから、休日は……想像するだにおぞましいことになっているでしょう。

肝心の展示資料ですが、女神がどういう経緯で作られたかとか、デザインの変遷とか、フランスで組み立ててアメリカへ運ぶまでの苦労話などが紹介されてますが、
一番キモかったのは、実物大女神の顔が、どーん、と展示されてたことでした。こういうのは遠くから見るからいいんですなぁ(苦笑)。

あと、かつては女神の頭まで上ることができたそうですが、現在はセキュリティのため?台座に上るまでしかできません。
それでも見晴らしはいいですし、マンハッタン島の摩天楼を海側から眺めることができるのでオススメです。

あと、リバティ島から見る自由の女神は、距離が近すぎる感じです。ただ対岸からでは小さすぎる。一番いい距離感は、フェリーでリバティ島から離れるタイミングでしたね。
肝心の女神の感想は……まぁ、一回見ておけばいいかなってところで(笑)。

アメリカ移民史がお好きな方は、リバティ島の次にフェリーが訪れるエリス島でいったん降りて展示などを見ると面白いかもしれません。エリス島はかつてヨーロッパからの移民が必ず降ろされ、入国審査を受けたところだそうで、悲喜こもごものエピソードに色どられているそうな。
まぁ、我々はおりませんでしたが。

で、マンハッタンに戻ると、やはり見ておかねばなるまいということで徒歩で北上して、グラウンドゼロへと向かいました。
そこまではきれいに区画整備された道がつづいているのですが、そこへ近づくと通行止めがあちこちに。まっすぐ道を北上できなくなります。そして、工事の音が聞こえてきます。

そこは、一見ただの工事現場のように見えました。古い建物の代わりに新しく建て直し作業をしている現場のように。
しかし、隣接するビルの側壁が大きく壊れていたり、周囲の小さな店はあの事件をトリビュートした展示が行われたりしていました。

あの衝撃的な映像との落差から、激しい感情が湧いてくることはありませんでしたが、この場所から、21世紀の流れが大きくゆがんでしまったのだ、と思うとざわつく感情を抑えることはできませんでした。

ちなみに今工事しているのは、フリーダムタワーという摩天楼を作るためだとか。リバティといい、フリーダムといい……

といったところで、昼も少々過ぎたあたり。昼食をとろうと、ガイドブックを頼りにお店を探したところ、そんなに高くはないものの雰囲気の好さそうなイタリアンレストランがあったので入ってみました。
観光客相手の商売が多いのか、それまでの町のぞんざいな(笑)対応とは打って変わっての丁寧な応対に、ほっとさせられました。
それ以上にほっとさせられたのが、アメリカにきて初めてうまいものが食えたことでありました(爆笑)。いやいや、ここは正直旨かった。ここからさらに歩かないならワインでも頼みたかったところです。
特にメインのサーモンの上に薄く切ったじゃがいもを載せた焼きものがよかった。じゃがいものシャキシャキした食感が、サーモンのトロッとした甘味を引き立ててくれます。サーモンはやや脂身の多い魚ですが、ジャガイモと合わせることで脂のしつこさをうまい具合にうま味へともって行っておりました。
デザートのケーキも、アメリカンな無駄に甘いものとは打って変わって、ほろ苦身のある甘みで心も和みます。

腹も心も満たされたところで観光を再開。向かう先はセントラルパークです。
レストランから二ブロックのところにちょうど地下鉄駅があったので、ここから緑線にのってゆけばセントラルパークのまん前の駅に……通り過ぎてしまいました(爆)
どうやらNYの地下鉄は快速と各停とが路線番号(B、C、Dなど)で区別しているようです。緑線だからOKだろ、って乗ってしまうと、かなり先の駅まで連れて行かれてしまいました。
ので、案内地図などで、目的の駅が何線の止まる駅かを確認して、車体横に書いてある路線番号があっていることを確認してから乗り込む必要があります。
面倒な……なれれば便利なんでしょうが、観光客にやさしいつくりではないですね。

にしても、この地下鉄の揺れ具合、日本ではありえないレベルですな(苦笑)

さて、ようやく目的の駅に降り立つと、日はすっかり夕暮れ時の雰囲気であります。
目の前にはセントラルパークが! って都会にある公園ってだけでなんでこんなに評判なんでしょねぇ? ごみごみした都会に浮かぶオアシスだから? でもそんなこと言ったら代々木の森のほうがずっと味があっていいと思うんだがねぇ?

セントラルパークの最初の目的地は、この近くで暗殺されたジョン・レノンをしのぶモニュメント、ストロベリーフィールドであります。オノ・ヨーコのデザインによるモザイクのモニュメント(中央にIMAGINEと書いてあります)には、世界中からやってきたジョンのファンが捧げた花で覆われておりました。

次の目的地はメトロポリタン美術館……ですが、これは意外に距離があった。まぁ、セントラルパークの風情を楽しみつつ、黄葉をめでつつのNYの秋の夕暮れの散歩を楽しんだ、ということにいたしましょう。

とすると、重厚なたたずまいの建物が目の前に現れました。METことメトロポリタン美術館であります。

メトロポリタン美術館? 全然にあわねぇぜ、と思わるでしょう。いや、正直似合わないんですが、なんといっても有名どころですから見ておかないと呪われる、いやいや、後悔することになるでしょう。閉館まであと1時間少々しかありませんでしたが、入場であります。

ただ、我々ゲイジツに縁のない男二人が印象派の絵とか見ても鬼が笑うんで、当初予定通りエジプトコーナーへと直行です。
二人とも部類の歴史好きですので、こういう考古学の展示とかは、見ていて非常に楽しい。本は歴史の知識を得るものですが、こういった展示をみることでその知識が血肉化するものであります。

芸術の域まで高められたヒエログリフ。
木棺の表面に空白があるのを恐れるかのように細密に描きこまれた呪術文様は再生への恐ろしいほどの執念が感じられる。

これを見ることができただけでも、今回わずかの時間を割いてでもMETに行ってよかったなと思いました。

ただMETやりすぎとおもったのは、ダム工事で沈む予定の神殿をまるっと引っこ抜いてMETの中に移転してしまった展示でした。そりゃ、エジプトにゆかずにこの圧倒的存在感を見ることができるのはすごいですが、ちょっとねぇ(苦笑)。

その後、ギリシャ・ローマコーナーを駆け足で眺めていたら、タイムアップとなりました。
外に出たらもう真っ暗でした。

これでNY観光は終了であります。
もとより観光目的のNY入りではありませんので、駆け足でさくっと名所を回っただけではありましたが、それなりに充実した一日でありました。
ただ、これまでの疲れに一日歩き回った疲れが重なって、ホテルに戻ったら晩飯食うよりも眠気のほうが勝ってしまいました(苦笑)。

とつ国では、ちょっと余裕を持たせて旅程を組んだほうが正解ですね。

2007年11月14日 (水)

アメリカスポーツ観戦記(スタジアムの心得編)

前回の記事にも書きましたが、会社のリフレッシュ休暇を利用して、小生のアメフトの先生であるハァ坊さんと一緒に本場アメリカへスポーツ観戦へと出かけてまいりました。
見に行ったものは、我がWolverinesの試合のほか、NE対IND宿命の対決第一幕。その他NHLやNBAであります。
旅程の詳細はハァ坊さんの記事をご参照ください。とにかく、この素敵な旅程を計画していただいたハァ坊さんに感謝感激雨あられです。

さて、旅程の組み方や、航空券の取り方、レンタカーのtipsなどなどは、すでにハァ坊さんのほうで記事にされておりますので興味があり、アメリカへスポーツ観戦を計画したい皆様方はぜひこちらの非常によくまとまった記事をごらんください。

この辺は特にハァ坊さんにおんぶにだっこだったので小生が付け加えることはありません。ただ、あえて、といえばレンタカーにはナビをつけたほうがよいということでしょう。ナビといっても日本の手取り足取り腰取り(笑)の超イケてるナビを予想すると、この機能不足でぶっきらぼうなナビには正直「何これ?こんなんならいらない」と思われるかもしれません(ナビつけるとレンタル値段上がりますしね)。
ただ、迷った時に今どちらに進んでいるかとかは、未訪地を進む異邦人にとっては非常に心強い。地図を引きひき探してもOKですが、格段に安心感が違います。
またアメリカはフリーウェイを多用して車を転がす文化です。ですので、どのルートから何番の出口を出るのかすとか、次の分岐は右か左かを簡潔に指示してくれるこのナビは必要最小限を実現していてある意味心地よいかもしれません。
というか、何もない原野(笑)を延々走るアメリカの道路だと、日本のようにあれせいこれせいってのが必要ないですからね。
ただ、ボストンのような都会になると、このアメリカ的ナビでは厳しくなりますがね(苦笑)

さて、本題。アメリカでスポーツ観戦するための心得です。

(1)手荷物は最小限にすべし。望ましくは手ぶらでスタジアムに入るべし。
 これは正直日本にいるとわからないところです。すなわち、セキュリティチェックがひじょ~~~~~~に厳しいのです(スタジアムだけでなく観光地もですが)。
 日本の感覚でバックパック背負っていると「そんな大きな荷物持って入れないわよ」と言われます。もちろん、何万人も集まるスタジアムですから手荷物あづかりサービスなどありません。日本ならスタジアム最寄の地下鉄駅なりのコインロッカーを探すところでしょうが、
アメリカにはそんなイカしたものありまへん。
いや、あるかもしれませんが、少なくとも見つかりませんでした。

 これにはまったのは最初の観戦場所であるミシガン州立大学スパルタンスタジアム。試合開始3時間くらい前にスタジアム近くについたものの、近場の駐車場はもう既にフル(かつデイルゲート盛り上がりまくり状態)。遠い不便な臨時駐車場に止めて歩くことにいたしました。
 盛り上がテイルゲートパーティーを眺めつつアメリカ的雰囲気に浸ること小一時間。試合開始1時間前ということで、そろそろスタジアムに入ろうとしたら、入場門掛のおばちゃんに「ちょっと、ちょっとおにいちゃん。あんたらそれアカんよ」とミシガンなまりで指摘されてしまいました。そして、

大学の敷地を臨時駐車場にしているようなこのあたりにコインロッカーなんぞありません。

 泣く泣く車まで荷物をしまいにもどりました。早足で汗をかきつつの戻り道。「1Qは無理かなぁ・・・」とものすごく悲しい気分になりました(苦笑)。まぁ、なんとかリカバリーはできたんですが。

 という教訓があったので、翌日のインディアナポリスはRCAドームに着くや否や、入口の注意事項を早速確認。やはりバックパックはNGとなっております。その後のアリーナでは特に掲示板を確認しませんでしたが、バックパックNGはデフォと思ったほうがいいようです。

 ただ、インディアナポリスの場合、ドーム周辺の臨時露天ショップで売っているグッズを入れたビニール袋などは持ち込みOKでした。また、ニューアークのプルーデンシャルセンター(NHLニュージャージーデビルスの本拠地)でも、隣接したショップでの買い物袋は特に問われませんでした。まぁ、それはそうですな。

 ですので、基本的には手ぶらでGO! 道々グッズを買いつつスタジアムに入ることにいたしましょう。

 ただ、一眼レフカメラはややデカブツな手荷物ですが、これはOKでした。ご参考のために。
 ホントは300mm望遠レンズつけて撮影したかったんだけどなー。さすがにそんな大きなレンズつけての入場は無理だったかも(笑)。

(2)大きな駐車場に安心するなかれ。駐車した場所をわするることなかれ。

 いや、何バカなこと言ってるんだって思われるかもしれません。いやいや、アメリカの巨大スタジアムの巨大駐車場を馬鹿にしてはいけません。
 RCAドームやプルーデンシャルセンターのように町中にある会場なら、小型中型の駐車場はいたるところに見つけることができます。NJの場合はさらに電車駅(NJ Penn駅。NY Penn駅から$3)が近くにありますからPublic Transportを利用するのが利口でしょう。
 しかし! 周りに何もないところに、ポツンとスタジアムのみある場合。当然スタジアムの周りには数万人収容可能な超巨大駐車場があるわけです。もちろん、車で出かけていって、駐車場探しに悩むことなくサクっと駐車できるんでこれは便利。

 駐車するまでは。

 我々はボストン近郊のFoxborughにあるGilletteスタジアムでハマりました。
 我々がスタジアムに行ったのはNFLの試合はなかったものの、MLSの試合があった日(別にサッカーは見にゆきませんでしたが)。駐車場に入った時は駐車スペースはスカスカ。適当に止めやすい所に止めて、NE Patoriotsのホームスタジアムに呪いをかけたり(笑)、イケてないProShopをのぞいたりしていたわけです。
 気がつくとあたりはとっぷりと日が暮れております。さすが緯度が北海道より高いニューイングランド地方。さっさと帰りますか、と駐車場に戻ると、MLSのお客さんがボチボチ来たせいか車が詰まってきております。

 う、どの辺に止めたか分からなくなってる(笑)。

 あたりは真っ暗になって、目印になりそうなものは何もありません(笑)。日が暮れてすっかり寒くなってきております。正直アセりました(爆)。

 とにかく日本人の一般常識を超えた規模の駐車場ですので、歩き回って探し回るというのは現実的な解ではありません。そしてさらにこれがフットボールの試合の日であれば、大勢の帰り客にもまれてつつ、あてどなく車を探すわけです(それも愛車でもないから特徴のないレンタカーを)。

 というわけで、とにかくとめた場所に確実にもどれる目印を確保しておきましょう。駐車場の位置マーカでもよいですが、車のバックミラーにマスコットでもぶら下げておくとさらにいいかもしれません。あ、ナイトゲームのときには懐中電灯もお忘れなく・・・

(3)チームジャージを着用すべし。ホームもよし、アウェーチームでもよし。いづれにてもよろし。
 ハァ坊さんの記事にいい写真がでております。これは試合前インディアナポリスのレストランで飯を食ったあたりの写真ですが、とにかく街全体が試合のある日はコルツの町になります。道行く人、ほとんどが誰かしらのジャージをきております(笑)。一番多かったのは#18、ついで#88でしたが、予想以上に#44(小生が着ていたもの)が多かったです(今季大活躍ですしね)。
 まさにホームの雰囲気。このときほどハァ坊さんの「来てよかった・・・」という安堵の表情をしていたことったら(笑)。

 ただホームだけではありません。#12や#39、#54、#37といったNEジャージを着ていた人も結構見受けられます。ごく普通に歩いていて、お互い目線に火花をちらすことはあったかもしれませんが、みなさん大人の対応ですれ違っておりました。
 やっぱりアメリカのスポーツ文化は成熟しておりますなぁ。阪神の負け試合のとき相手チームのユニホーム着て駅まで歩くようなドキドキ感はありません(爆)。

 と、ここで、「昨日の試合(Michigan@Michigan State)で#20のジャージ着て応援すればよかったなぁ」と大いに思った小生でありました。つか、ショップで#20売り切れてましたしね。それに防寒着着込まないと4Qの寒さには耐えられなかかったが(笑)。

 閑話休題(それはさておき)この雰囲気はいづれのスタジアムでも同じでした。アウェーファンも同じ。NBAのDEN@BOSの試合で、DENファンの女の子は堂々とDENのスター選手AIことA.Iversonのジャージを着ておりました。そして、彼氏はなぜかMLB NYYのキャップを(笑)。ま、とにかくBOSファンを挑発していることは明らかです。結局試合は圧倒的BOSリード展開だったんですが、DENのゴールのときには大騒ぎしておりましたよ>カップル。

踊る阿呆にみる阿呆、どうせ見るなら踊らにゃ損損。

ってのを地でいってるんですなァ。呵呵。