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2008年1月31日 (木)

そしてConference Championship

もうSuperBowl Weekに入っている今日この頃ですが、小生の注目は2月1日のNational Signing Dayだったりします。あの男はMichiganにやってくるのか?

それはさておきConference Championship。
今年の放送は、これまで朝方に第二試合を生中継し、第一試合を録画で夜放送だったNHK BSが、今年は第一試合を朝方にディレイ中継、第二試合を夜に録画という按配。録画してこの順に見れば、途中で見ていない試合のネタバレとかがされずに楽しむことが出来る事に。解説者の輿さんが自身のBlogでファンの皆さんの声をNHKに寄せましょうとおっしゃってましたが、今年はこれが功を奏したようです。

では時系列で試合を振り返って見ましょう。
(1)AFC Championship Game:SD@NE
「みんな知らないだろうが教えてやる。俺たち(NE)とやつら(SD)は憎しみあっている」
と試合前にコメントしたのはR.SaymorだったかE.Hobbsだったか。
昨年の試合で遺恨があったのか、チームカラーが相容れないものがあるのか。ナンにせよ全勝王者が相手をライバルとみなしているのですから、SDとしてはたいしたものです。

答えるL.Castilloにせよ、S.Phillipsにせよ感情をむき出しにしてNEへの敵意をTVカメラにぶつけまくってました。このエネルギーが、序盤戦の不調をひっくり返してChampionship Gameまで進出させた原動力なんでしょうな。

しかし、この試合SDは圧倒的に不利。いやNEがすごいからってんでなくて、
1.先発QB P.Riversがケガ(あとでACLをやっていたことが判明)
2.先発RB L.Tomlinsionがケガ(結局試合では2プレイのみ)
3.エースレシーバーのA.Gatesが親指をケガ(脱臼だったそうな)
という三重苦なんですから。

しかし、SDはがんばった。O#で見るとP.Riversは確かにフットワークはおぼつかないものの、ポケットでのステップワークは十二分でしたし、なんといってもここぞというところでPassを決める決定力はすばらしかった。そしてそのPassを受けたのが、POには行ってから絶好調のV.JacksonとC.CHambers。苦しい3rd&longを何度彼らのキャッチが救ってくれたか。

また、D#も基本4ダウンラインマンで深いパスカバーを展開。やはりSDのフロントは強力で、これでもBradyにプレッシャーをかけ続けてました。そして特にすばらしかったのはSDのsecondary。この日Bradyは不調だったものの、ここぞという大事な所でINTを決めてNEのスコアリング機会を摘み取ってくれてました。そしてやっぱりやってくれました、今期ブレイクしたA.Cromatie高校。エンドゾーンのB.Watson(だっけ?)を狙ったBradyからのTDパスを、ジャンプ一閃パクってくれました!

いやー、たしかにSDがんばった。しかし、勝敗を分けたのはRed Zoneでの決定力。SDは4回のred-zone O#をFGにとどまってしまった。この最初の2posesionのどちらかをTDしてれば流れは変わったなぁ。NEがTDあげるのに苦しんでいただけにねぇ。

これはやはりTomlinsonを欠いたことか。控えのM.TurnerやSprolesもいいけれど、大事な所でFDやTDを決めてくれるLTの確実さを欠いたのは痛かったか。

一方のNEは「とにかくMossに投げりゃ何とかなるO#」がPOに入ってからナリを潜めましたが、それをカバーして余りあるL.Maroneyのrunがすごかった。前半なんとかNEのrunを止めていたSDのフロントも、後半疲れが出てくるとどんどんオープンランを取りこぼすようになってしまって。

結局はNEの横綱相撲で、点差以上の力の差を見せ付けてSDを退けました。しかしSDはがんばったよ! 特にACLやらかした足をひきずってのQBingを見せてくれたP.Riversには感動した! 来期はきっとSuperにいけるよ!

(2)NFC Championship Game:NYG@GB
という結果を受けての全米の期待は、
「現在最高のQB、T.Brady」対「カリスマQB B.Favreアニキ」
の対決を見たい! というものであったでしょう。すくなくともNJ州East Rutherford近郊以外の人たちはGBの勝利を祈ったはずです。


また、現地試合開始時点での気温は氷点下10度以下。かつこれはナイトゲームですから更にどんどん気温が下がってゆくことになります(結局史上3番目に寒い試合だったとか)。このことからもHomeの試合を開催できるGBが地の利を生かしてNYGを鎧袖一触で下すだろうと皆が予想していたことでありましょう。

しかし結果は空気を読まない(笑)NYGの勝利でした。

いやー、残念。FavreアニキにSuperに行ってほしかったなぁ。アニキは試合後のプレスカンファレンスで「仮に勝ってSuperに行っても今のNE相手にいい試合が出来るとは思えないし」みたいな、良くわからない負け惜しみ?を云ってましたが。


この試合の帰趨を決めたのは古くから云われる「冬場はRun the Ballだ」を実行できたNYGと、出来なかったGBの差でした。

正直GBのrunがここまで出なかったのは意外でした。先週のあの雪のゲームでの激走はどこへ行ってしまったのか?

前の試合の感想でも云いましたが、NYGのrun D#ってこんなに良かったか知らん?ってのが偽らざる感慨であります。


一方のNYGのrun O#ですが、B.Jacobsがやや失速気味であるものの、新人のBradshowがこぎ見よい走りをみせてくれてますね。

それ以上にNYG O#の好調ぶりを支えているのが覚醒した大器E.Manningでしょう。ものすごいプレイをするのではなく、決めねばならぬプレイを確実に決めているという堅実さが印象深いです。どこかの掲示板でOCのGilbriteがターンオーバーを誘発しないようにプレイをコールし続けてるって書き込みがありました。TVカメラにも始終Gilbrite OCの姿が移ってましたね。


もちろん、WR陣の充実振りがあってのこと。A.Toomerもいいですし、PO絶好調のP.Burresは特にすばらしいキャッチを見せてくれてますね。今期ProBowlに選ばれたNFCを代表するCB A.Harrisを完全に手玉に取っていたのは圧巻でした。

あと、今期UCSから入団したS.Smithがイイですね。スロットから飛び出しての勇気あるキャッチは、相手の脇に小刀を突きつけるようにキキますね。USC時代もすばらしいスピード力のあるキャッチを見せてくれた彼ですが、Proでもブレイクの予感です。

さてOCもそうですが、今期のNYG D#の好調ぶりを支えるDCのSpagnuoloが注目を集めてます。師匠のJ.Johnson(PHIのDC)じこみの複雑なブリッツを繰り広げる積極的なプレッシャー型D#は今期中盤の注目でした。PHIのD.McNabbに一試合7?サックの祭りをやらかしたこともありましたなぁ。

これがPOにおいても好調を維持しているのが、NYGの底堅い力強さとなっております。


一方のGBは……今期このチームを支えたD#がここまでピリっとしないのが正直意外。あと寒くなれば利があると思ったO#も……4Qに追いつかれてOTに入り、最後がFavreアニキのINTからFGを決められたってのがこの日の試合を象徴付けているというか。


一方NYGはあそこまでFGをはずしまくったのに最後は46-8ydsのFGを決めて勝つというのも、ナンか運というか、流れというか、そういうものを感じさせずにはおられないのであります。

という訳でSuperBowl XLIIは「全勝街道まっしぐらなNE」対「まさかでてくるとは誰も思ってなかったよなNYG」の対戦となりました。
両者はWeek17でいい勝負してましたよね。NYGはこの試合をスプリングボードにして好調の波に乗りました。NE相手の試合に気負うものはなく、「今度はこっちの勝ちだぜ」ぐらいに思っているでしょう。

正直NEの全勝優勝なんておもしろくない(爆)。個人的にはNYGは好不調の差のありすぎるあまりrespectできないチームであります。が、ここは是非NYGにNEをたたいて欲しいと思う小生であります。

M.Strahanも云ってるように「あいつらはRingを持ちすぎてる」。その通り。でもその後「少しはGiantsにも分けて欲しいぜ」って、怖い顔してお茶目さんなこというぜ(笑)。

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